肌トラブルを引き起こす要因は様々です。例えば、
•気候、温度、湿度、ほこり、花粉、紫外線などの環境要因
•細菌、真菌、ウィルスなどの感染
•化粧品などに対するアレルギー
•加齢やホルモン分泌

今回、洗顔を3日間行わないとどの様な肌トラブルが発生するのか、スキンセラピストが自ら実験してみました。(実際には3日目で痒くて痒くてちょっと限界でした。)

洗顔の種類もたくさんありますが、私は通常、肌に最も刺激が低いジェル状の泡立たない洗顔料でクレンジングしています

それを3日間行わないと、以下の様な変化が肌に起こりました

【1日目】眉間と小鼻の側に軽度のざらつき
「ざらつき」は触るとザラザラしていたりごわごわしている感じ。これは肌に滑らかさがなく、古い角質が肌に残っている状態です。また、乾燥した肌、ターンオーバーの乱れがある際の肌の特徴です

【2日目】眉間と小鼻、顎や口角の明らかなざらつき、眉間と頬の赤み
1日目と比較して、ざらつきの範囲が拡大しました。また、肉眼的にも明らかに皮膚表面がざらざらしているのが確認できます。そして、眉間と頬の出っ張っている部位に軽度の赤みを生じました。
「赤み」炎症の兆候です。

【3日目】顔全体のざらつき、眉間に小さな吹き出物、眉間と頬、小鼻の赤み、おでこや眉間、頬、小鼻の痒み
3日目になると、眉間に発疹ができました。また顔全体がごわごわし、赤みの範囲が拡大しました。そして痒みを伴う様になりました。
3日目には「発疹、痒み、赤み」などの明らかな炎症反応を生じています。また、顔全体に古い角質が残っています。

洗顔をしないといった極端な実験をしましたが、個人差はあるものの、1日目から肌に変化が生じ、2日目には明らかな肌トラブルが起こりました。皮膚表面についた皮脂や汗、ほこりや花粉などの汚れは肌を炎症させる大きな要因であることがわかります。
また、洗顔による皮膚の清浄・クレンジングは肌を健康に保つために重要であることがわかります

そして、肌のごわつき、ざらつきをそのままにしておくと、さらなる肌トラブルを引き起こしかねないということがわかります。

皮膚(角層)は私たちの体を守る最も表面の組織です。この皮膚のバリア機能は皮膚の中の水分が必要以上に外に出て行くことを防ぎ、外から細菌や刺激物などの異物が進入するのを防止しています。

皮膚バリア機能が低下し、「ごわつき、赤み、痒み、痛み」といった反応を起こしやすくなっている肌の総称を特異肌といいます。一般的には敏感肌と呼ばれています。

もし、皆さんの中でこの様な症状があるなぁという方がおられるなら、物理的な刺激を控えることと、充分な保湿につとめてください。そして洗顔の方法を見直すことも重要です。よく泡立つ洗顔料は肌への物理的刺激が少なく、泡洗顔に使われる界面活性剤は汚れを落とす力が優れてはいますが、必要な油分・水分を取り除いてしまう場合があります。
できる限り低刺激なクレンジングとして、ジェルタイプのクレンジング剤をお勧めします。あまりにもヒリヒリして触れるのも辛いという場合はワセリンの塗布などの対応もありますが、皮膚科に行かれることも検討してくださいね

特異肌・敏感肌についてもう少し詳しい解説とケアの方法については次回


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